フラテッロ  ヘンリエッタ_ジョゼ 」


// ヘンリエッタ //

FN  P-90 (PROJECT-90)
製造国:ベルギー 装弾数:50+1 弾丸:SS190 (57mm×28) 全長:500mm 重量:3.0kg 価格:$ ?
FN(ファブリック・ナシュラル)社が人間工学を元にデザインし、貫通力重視(対ボディーアマー用)として開発された短機関銃。
弾丸はP-90用に新開発され(*1)、本体もブルパップ式ポリマーフレームの多用により、コンパクト&軽量に成功。
しかも、只でさえコンパクトなのに、容易に3分割して運搬・メンテが可能なのも特徴のひとつ。

等倍率のドットサイトスコープ、右側にマウントレールを標準装備(写真の様な専用レーザサイトも存在する)。
リコイル(反動)はマイルドで扱い易く、「片手でも撃てる」と言われるほど。
銃口が斜めにカットされている事や、マズル・ポートからも、それを見て取れる。

インドア・アタック的要素が強く、真下に排莢/左右対照というデザインがさらにその要素を深め、(*2)
装弾数も多く、マガジンが銃上部にある事で、ブローン・シュート(伏せ撃ち)にも非常に優れている。

補弾方式も独特で、横向きに装填された弾丸が、90度回転し送られるという、ヘリカリングエレベーション式で(*3)
他に類を見ない拘り抜いた銃といえる。


(写真中央レーザーサイトのオプション

*1) 
    詳細は別途「弾丸の種類とボデーアーマについて」コーナ参照
*2)
    狭い空間の横で援護射撃もらっても、排莢がこっちに飛んできて危険な事がある。
    右利きの人が常に右で撃てる状況にあるかというと、インドアアタックでは意外とありません。
    ドア越しに、右と左に敵が居ると思って狙って構えてみて下さい。
右に向いた時、体の露出が多くなる事が分かると思います)
*3) 
    こんな方式では、給弾不良を起こすに決まっている”と評論家から見向きもされなかったが、実際は不良どころか恐ろしいほど
    スムーズに給弾され、評論家を唖然とさせた記事が話題を呼んだ。
P-90実弾射撃(2MB)・・・少女が反動に負けずに銃口を下に向けれます

注:右クリックにて”対象をファイルに保存”をお勧めします
  拡張子mpgですが、保存時mpsになり見えない方は拡張子をmpgに変更すると見れます
「ガンスリ的に・・・」 (各巻に登場)
特徴てんこ盛りな銃ですな(笑。

机ごしにぶっ放すシーンがありましたが、正直あれ程度なら貫通して机もろとも敵をダウンさせます(^^;。
マガジン交換後、何かを引いたシーンは、初弾をチャンバーに送る動作。
マガジン下の棒みたいのがソレで、これを後方に引く事で初弾が装填される。

排莢でコケるシーンもありましたね(笑。確かにP-90は真下に排莢するのであり得なくもないです。が、
実際の部隊は、足のサイズも大きく、ぶ厚く溝の深い靴ですのでそんな事はまずありません、でもヘンリエッタの
足のサイズや
シューズでは有り得なくもないですね(笑。

ケースキャッチャー(2巻7話)装備のシーン、確かに存在はしますが、あの大きさではジャムを誘発
する可能性があるので、余り実用的ではありません。実際はもっと長い布製ですが、それはそれで邪魔です(^^;。

それにしてもこの銃って、アニメのみならず映画でも出てこないなー・・・・。銃自体特殊すぎるのと、弾丸の規格が
コレ専用で、他への汎用性が無い、1発の単価が通常の40倍もする等、特殊すぎる上での不幸な銃!(笑



SIG SAUER P239(ステンレスモデル)
(読み:シグ ザウエル 、サワー、ザウアー)
製造国:スイス 装弾数:8+1 弾丸:9mm×19 全長:172mm 重量:775g 価格:73,500円
SIG ARMS社によるP220シリーズの一つ、P239。9mmのシングル・カラム・マガジンの採用から、胴回りがコンパクト
になり、ほとんどの射手に適する一層扱い易いモデルとなっている。そのため、主に警備、護身用として多く使われる。
又マガジンキャッチは、左利き用に容易に付け替えが可能な設計となっている。

[弾丸バリエーション:(装弾数)]
40S&W(7+1)/357SIG弾(7+1)を使うバージョンもある。


(1枚目・一般的なブラック・カラー、2枚目・スライド内部に取り付け可能なレーザ・サイト、3枚目木製グリップ装備)
「ガンスリ的に・・・」 (1巻表紙)
表紙のようなステンレス色のままのタイプは珍らしいですね。通常は光の反射による位置バレを警戒して、
マッド(つや消し)処理を行う。バリエーションの多いP239ですが、ヘンリエッタのは表紙のマガジンから9mmと判断。

しかし、18話での弾丸形状は9mmよりパワーのある357SIG弾に!乗り換えたのだろうか。
(ケース形状は9mmは□、357Sigでは凸に変わっている事が分かりますね)

それと・・・、あのシューティンググラスは只の眼鏡っ娘にしか見えません。そういう想定!?(笑)。
レンズ周りのフレームがあり過ぎです。ま、見てる分には嬉しいからいいけど(笑

2巻6話でジャムった際、バレルが若干上に向いていたのにお気付きでしょうか?コレは正解、さすがですね(^^。
理由は[銃の構造]にてご説明しています。
それにしても・・・、ラバロさん。ジャムった銃で人殴るの止めて下さい。すんごく危険ですー(笑。(DVD版)



SIG SG551
製造国:スイス 装弾数:30+1 弾丸:5.56mm×45 全長:834mm 重量:3.5kg 価格:270,000
SIG SG550の銃身を短縮したコンパクトバージョン(550差:銃身−164mm/重量−0.6kg)。
ストックは中折れ式で、マガジンも当時としては珍しい半透明で、残弾が視認できる。
又、マガジンには予めクリック機能(*)があるため、クリック重量を増やさず、かつ前線中でも多弾倉にする事が出来る。
スイスは国民兵役義務があり、必ず支給される突撃銃である。
*クリック機能:複数本のマガジンを専用クリップ無しで取り付けられる構造

(右上は3弾倉+スコープ+ストックマウント+バイポット、右下は40mmグレネード。軍用は何でも付けるゾ(笑))
「ガンスリ的に・・・」 (1巻中表紙)
何で中表紙がコレなんだろう?(笑

表紙はP−90、中表紙にSIG239ってのが、パターンじゃない?



FN FAL
製造国:ベルギー 装弾数:20+1 弾丸:7.62mm×51 全長:1060mm 重量:4.2kg 価格:348,000
FALはフランス語Fusil Automatique Leger「軽量自動小銃」を意味する頭文字で、そのままモデル名になっている。
強力な弾丸ゆえフルオートには射撃のコントロールが難しいものとなってしまった上、大部分が削りだし加工であり高額モデルになってしまっている。しかしフレームや機関部の耐久性は非常に優れており、評価は非常に高く軍部隊支援用として多く使用された。

(写真は作品中とストックが違いますが、こんなのもあるよ、というこ事で・・・)
「ガンスリ的に・・・」 (第21話)
ガンスリでは、フラッシュハイダーがなく、マズルクラウン形状で使用されていました。狙撃精度は上がりますが、
リコイルは強くなります。只でさえハイパワー弾なのに・・・、 力持ちは違いますね(^^;。



Walther  WA2000
製造国:ドイツ 装弾数:6+1 弾丸:7.62mm×51 全長:905mm 重量:6.95kg 価格:660,000
WA2000は数ある狙撃銃でもトップクラスであり、狙撃精度は極めて高い。バレルが低く位置されているため、射撃時の
跳ね上がりが殆どない事や、リコイルパッドにそのまま反動が伝わる設計がされている。また、バレルをレシーバー側
でのみ固定するフローティング方式で上下二本の金属製レールからは完全に非接触なため衝撃の干渉を受けない。
さらに連射時の高温でバレルが膨張をしない様に冷却効果も考慮されいるのも特徴。

バイポッドも上面からの吊り下げ式で安定性性があり、さらに前後任意の位置に調整が可能。狙撃手にとっても負荷
なく長時間の狙撃姿勢を保つ事を可能としている。狙撃銃としては珍しくブルバップ方式を採用。


しかし、極めて高価(6000ドル以上)、少装弾数(6発)、重い(約7kg)、バレルが剥き出しなのでハード環境・使用には
向かない等の短所もあり、製造も受注生産のみで、85年からの4年間だけ生産された数少ないスナイパーライフル。
「ガンスリ的に・・・」 (DVD9第話)
DVD版は今回見送る予定でしたが、あまりにマニアックかつ優れたスナイパーライフルゆえ載せました。



// ジョゼ //

FN  Five−seveN STANDARD) (ファイブ−セブン スタンダード)
製造国:ベルギー 装弾数:20+1 弾丸:SS190 (57mm×28) 全長:208mm 重量:618kg 価格:100,000
P−90の姉妹銃として開発されたため、P−90と同じ弾丸を使用し、ポリマーフレーム採用と共通点が多い。
(グロックには劣るも、重さ的に近いガバメントの1/2程度)

拳銃としては最強の貫通能力を有し、クラスV(*1)までのボディアーマーを貫く。20発という装弾数も魅力である。
売り出し中、かつ米コマーシャル市場に入ったのが’04中期の銃なので十分な実戦データが無い状態だが、
操作性は良く、リコイルも9mm×19の60%前後と非常にコントロールしやすい。 トリガーガードにはさらに親指が
掛けられる形状となっている。


Five−seveNにはスタンダードモデルとタクティカルモデルが存在するが、ダブルアクションとシングルアクションの差と
重量が若干違う位でデザイン的にも大差はない(タクティカルのが12g重い)。
主に政府か法執行用だが、州によっては所持が禁止されている。


近年コマーシャル市場で民間でも販売が可能となったFive−SeveNは、はかなりの勢いで売れている。
ただ、余りの貫通力が問題となるため民間市場ではパウダーの減少、及びJHP弾のみとし貫通力を低下させた
SS192という弾丸のみ使用可能となっている。
と、書いてる矢先に’05 2月にこれも禁止、SS196という、さらに貫通力の劣る弾丸が作られそれのみとなった(^^;。

(写真中央はレーザーサイトオプション)


*1)
   ボディアーマー、いわゆる防弾チョッキ。クラスT〜Wまでクラス分けされている。クラスVは対ライフル弾用クラス。
   クラスV=44マグナム(デザートイーグル等)・7.62mm×39((AK47等)の防弾能力がある。
「ガンスリ的に・・・」 (第7話)
銃口の小ささから「さすが、優しいジョゼさん。威力も小さいかな」と、思ったら大きな間違いでした!

先の説明通りP−90と同弾を使用するため、装弾数多いは、ボディーアーマー効かないは、下手なマグナムよりはるかに
恐ろしいスパルタな銃である。ジョゼのイメージでは大凡想像出来ない極悪な銃である(笑。
ヘンリエッタがP−90を使っているのも納得という感じです。
17話で、ガスマスクとボディーアーマ相手に、アーマごと撃ち抜いてますね。
(ヘンリエッタは、アーマをさけ頭部を狙ってます)

しかしハンドガンで$950とは・・・、予備マグ3本付きとは言え高めである。弾丸でさえ1発$41(SS190)もするのに(^^;。
(ちなみに9mmは50発$20位、いかに高い弾丸かが分かりますネ(^^;))

ちなみに"seveN"のNだけ大文字なのは誤記ではなく、これが公式名称です。


注)表示価格は、時代やニーズの流れにより変動致しますので”目安”とお考え下さい〔1$:約110円換算)。



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